DEC 23 - JAN 12 2025/26
- 2025年12月25日
- 読了時間: 2分
更新日:1月19日

今まで二人はあくまでもオーガミノリがつくった空間(個展)に若狭真司がBGMとして音を添える、という関わり方で展示を共にしてきました。
今回の展示では二人が今までしてこなった二人展という形式をとり、オーガのペイントと共に若狭の彫刻作品が飾られます。
ここに飾られるものはそれぞれの心です。オーガの創造は枠(額)からはみ出し、磨かれたパネルや綺麗に貼られたキャンバスといった支持体を置き去りにし絵画という制度からのずれを表します。また、若狭は今まで彼が現代音楽という主戦場で培ってきた哲学や行ってきた無形の芸術行為を彫刻というフォーマットに落とし込み、曰く「命のモジュールを」つくりだします。
絵画作品という劣化や枠組みから外れることを許されないフォーマットに固定された形という肉体を取り払い、「描く・つくる」という純粋な行為に立ち戻す。一方で、音楽作品やそれに伴うパフォーマンスはデジタルや身体で「アーカイブ」することで記録することしか出来ず形を留めることができませんが、その無形芸術を彫刻化することで視覚・聴覚・触覚を保管した物体としての作品が現れます。
様々な制度や約束にとらわれず生み出されたものが唯、今そこに在るということ。
有と無の逆転現象が展示という形で結実します。
[作家|ARTISTS]
東京藝術大学大学院漆芸専攻修了
工芸を学んだ後、その技術を活かし和紙や土等を用いた平面作品を制作し国内外で発表している。創造と破壊を繰り返し立ち現れた痕跡は、描かれた部分と部分が緊密な連関をもちながら全体を形作り均衡をとり、有機的で様々な要素が絡み合い画面を構成する。
近年の主な展覧会
Galley TRAX(2025山梨)
GASBON METABOLISM(2025山梨)
Calmandpunk gallery(2024東京)
MARIEJOSE gallery(2024ロンドン)

東京とベルリンを拠点に活動するアーティスト。音楽の物質性・生と死の存在論的な境界を主題とした音楽作品を手がける。インスタレーションは常にサイトスペシフィックであり、有機的素材を用いた、層状に構成された空間的音楽を、マルチチャンネル音響を駆使して構築し、儀式的な音響体験へと聴衆を誘う。近年の主な公演・展覧会に、「PRESEN TATION -VOL.0」金沢21世紀美術館(石川, 2025)、「Resonance of a Drop」Migas(ベルリン, 2025)、「夜明けの音」Sony Park(東京, 2024)


















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